想い出に、そっと寄り添うコーヒーを。
いつもご来店ありがとうございます。
ふたば珈琲自称スーパー名誉顧問兼広報担当の
ぐんちゃんです。
昨年、
広報担当が
オススメする、
フレンチプレスの淹れ方
を、ご紹介しました。
お試し頂けましたか?
本日は、応用編!
フレンチプレス
中級者向けの
記事になります。
初級者の
自覚がある人は、
まず、
上記2つの記事の
方法を試してから、
この先に進んでください。
ふたば流フレンチプレスの淹れ方③
おさらい
まず、前回の記事にも書いた「大原則」を再度確認しておきます。
大原則
- 静かに
- やさしく
- ゆっくりと
これはもう自らの血肉としておいてください。
昨年の記事にもさらりと書きましたが、実は、昨年ご紹介した方法は、「最近コーヒーやフレンチプレスに興味を持った人でもそこそこおいしく飲める」ことを目標にしていました。
なぜここを強調するかというと、コーヒーに興味がない人(=広報担当)の立場で考えてみたからです。そういう人は、専門店で 100g 500円以上のコーヒー豆なんてまず買いませんし、コーヒーの苦味がそこまで好きではないと思います(全員ではありませんが)。そのような人の前に『フレンチプレス』という器具が現れると、おそらくですが、まずスーパーマーケットでコーヒー豆を購入して、とりあえず巷で普及きている方法で淹れてみるかと思います。
すると、どうなるでしょうか。豆か粉かしか選択肢のない状況で粉を選ぶということは、だいたいその粉は中細挽きです。さらに、専門店ほど鮮度の良くないコーヒー豆です。それをフレンチプレスのプロが考える抽出方法で淹れると…相当苦味・渋み・エグみのある味になることが想像できます。これでは、「フレンチプレスは難しい」「やっぱりペーパードリップで淹れたほうがおいしい」となってしまうのは無理もありません。
なので、昨年ご紹介した方法は、第一印象として「フレンチプレスで淹れてもそこそこおいしい」と思ってもらうべく、抽出時間を少なめにすることで苦味等を緩和し、比較的「あっさり」とした味に仕上げています。
これを初級者向けとするのは、中級者以上だと物足りなく感じてしまうからです。
コーヒーの味が好きな人(コーヒーのある風景が好きな人とは違います)というのは、苦味にさほど抵抗がないと思います。また、100g 500円以上のコーヒー豆を買うことを躊躇わず、自家焙煎のお店で購入するという選択肢もあると思います。さらに、自分で淹れたコーヒーがおいしくないときは誰かや何かのせいにせず、「どうすればおいしく淹れられるか?」と熱心に探求すると思います。
そうなると、昨年ご紹介した方法だけでは、豆本来の個性を引き出すことなく、さらに苦味だけでなく旨味も薄められてしまうので、フレンチプレスの本当の面白さとでも言うべき感動が味わえません。
そこで今回は、フレンチプレスをさらに楽しめるような『もう一工夫』を簡単にご紹介します。
用意するもの
用意するものは変わりません。
ただし、今回は当店のような自家焙煎のお店、または回転率の良さそうなコーヒー専門店で購入した豆を使用してください。
淹れ方の応用
応用① タイマーを4分にする。
昨年ご紹介した方法に追記しましたが、抽出時間をトータル4分にすることです。最初に30秒蒸らして、フタをして3分待ち、30秒ほどかけてプランジャーを押し込み、注ぎます。たったこれだけでもけっこう濃くなります。
(余談ですが、広報担当のストップウォッチ方式は相当不評です。皆さんタイマーのほうが好きなのね…)
応用② 蒸らしている最中に粉を掻き混ぜる。
お湯を3分の1程度注いだ後、蒸らしている最中に粉を掻き混ぜます。時間はおよそ10〜20秒。イメージとしてはコーヒー豆に刺激を与えることによって、「個性よ出てこい」という感じです。その際も大原則は忘れないこと。勢い良く高速で掻き混ぜることのないように。
広報担当は、お湯を注いでそのままコップを軽く回します。ヘラを使っても構いませんが、面倒な洗い物は極力減らしたいので使いません。
この2つの応用は、片方だけ取り入れてもいいですし、①②同時でもいいです(かなり濃く抽出されます)。広報担当は、深煎りの豆で抽出するときは①、それ以外は②を採用しています。
以上になります。
最近、
「フレンチプレス買ってみました!」
というお声を
聞くことが増えて、
フレンチプレス派の
広報担当としても、
布教の甲斐があります。
マイノリティは
肩身が狭いですが、
自信と誇りを
持ちましょう!
北海道岩見沢市の
直火焙煎コーヒー豆&手作りスイーツのお店
自家焙煎 ふたば珈琲
北海道岩見沢市志文町309-44
営業日 土日祝 10:00-19:00
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